C大阪FW高木、思い出の地で移籍後初得点 理想のスタートを導いた“一瞬の閃き”とは?
浦和時代の3年間を過ごした埼スタで奮起 C大阪移籍後初戦で初ゴールを奪う
思い出の地で、移籍後初ゴールという最高のデビューを飾った。セレッソ大阪のFW高木俊幸は、川崎フロンターレと対戦した10日のゼロックス・スーパーカップ2018で後半19分から出場。ダメ押しの3点目を奪い、3-2の勝利に大きく貢献した。
昨季まで3シーズン浦和レッズに所属していた高木にとって、会場の埼玉スタジアムは慣れ親しんだ場所。それこそ「泊っているホテルからスタジアムまでの道も、この雰囲気も、すべてがレッズで3年間を過ごした場所なので」という舞台だ。ベンチスタートではあったものの、浦和時代と同じ背番号「13」をつけた26歳は、途中出場でピッチに立つと精力的なプレーを繰り返した。
それが実ったのが後半33分、FWヤン・ドンヒョンのスルーパスに斜めに走り込んで抜け出した。高木はGKと1対1になると、右足で蹴り込み、C大阪加入後の初戦で初ゴールをマークした。
「より強く自分を知ってもらうために、早いうちに結果を出して認めてもらえるようにと思っていたので。多少は期待に応えることができたと思います。一瞬の閃きというか、スペースがあるなと感じましたし、走り込んで思い切って振り抜くだけでした。(埼スタでの試合に)『何か』があったのかなと感じますね」
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