「間違いなく点は取れる」 川崎FW大久保、復帰後初ゴールで手にした「久々の感覚」
後半から途中出場し、2点ビハインドの後半アディショナルタイムに意地の得点
昨季J1優勝を果たした川崎フロンターレに2シーズンぶりの復帰を果たしたFW大久保嘉人は、10日に行われたゼロックス・スーパーカップ2018のセレッソ大阪戦で後半から投入されると、後半終了間際に復帰後の初ゴールを記録。試合は天皇杯王者に2-3で敗れたが、「久々の感覚でしたね」と振り返った。
昨季、大久保は移籍したFC東京でラストパスを出す役割を託されたこともあり、リーグ戦では8ゴールに終わった。川崎では2013年から史上初の3年連続リーグ得点王を獲得していたストライカーは、ゴール前での仕事に飢えていた。
1-3と2点ビハインドの後半アディショナルタイム、左サイドの深い位置でMF長谷川竜也が相手からボールを奪うと、大久保はうまく相手の視野から消え、長谷川のラストパスに反応。難なく押し込んで、今季初の公式戦で復帰初ゴールを奪った。
「久々の感覚でしたね。去年は、あそこになかなかいけなかったから。初戦で『あ、きた』と。最初はマイナスでもらおうと思ったけど、(長谷川)竜也がこっちを見たから。あそこにいれば間違いなく点は取れる。貪欲にね」
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