メッシがまたやった! 相手転倒の華麗な股抜きにファン脱帽「神助けがない限り…」
国王杯のバレンシア戦でマーカーの股を抜き、約30mをドリブルで独走
バルセロナは現地時間8日にバレンシアとのコパ・デル・レイ準決勝第2戦に望み、敵地で2-0と勝利。2戦合計スコア3-0で、セビージャの待つファイナルに駒を進めた。リバプールから新加入のブラジル代表MFフィリペ・コウチーニョが移籍後初得点、クロアチア代表MFイバン・ラキティッチがダメ押し点を挙げて試合を決めたが、エースのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシがまたしても魅せた。その“無双ぶり”は敵地のファンさえも虜にし、海外で話題となっている。
本拠地での第1戦を1-0で制し、敵地エスタディオ・デ・メスタージャに乗り込んだバルサは、後半5分にウルグアイ代表FWルイス・スアレスが左サイドを突破し、コウチーニョがクロスをボレーで合わせて先制。移籍金1億6000万ユーロ(約213億円)で獲得した新戦力に待望の初ゴールが生まれると、後半37分にはラキティッチがトドメの一撃を突き刺して2-0で勝利を飾った。
エースのメッシにゴールは生まれなかったが、前半10分に圧巻のプレーを見せた。右サイドでスペイン代表MFセルジ・ロベルトから縦パスを受けると、プレッシャーをかけにきたマーカーの股を一瞬にして抜き、ドリブルを開始。そのままカットインしながら約30メートルを独走し、ペナルティーアーク付近までボールを持ち運んだ。
バレンシアがゴール前に7人をかけて守りを固めたため、シュートまでは至らなかったが、米映像制作会社「A24」が公式ツイッターで公開した映像では、ボールを受ける前に相手をちらりと見て、右足でボールを止めると同時に左足で見事に股下の狭いスペースを突いている。マーカーはメッシの美技の前に転倒。敵地のバレンシアサポーターから大きな歓声が上がり、投稿の返信欄には「あなたならレオをどうマークする? 神の助けがない限り…」「世界最高」と驚きのコメントが寄せられた。