C大阪MF清武、衝撃の“同士討ち”で負傷交代 杉本とクラッシュ…担架で運ばれ会場騒然
後半16分、C大阪に訪れた悲劇 清武と杉本が激突して担架で運ばれる衝撃の光景
J1セレッソ大阪の日本代表MF清武弘嗣が、同士討ちによるまさかの負傷交代という事態になった。
10日のゼロックス・スーパーカップ2018で川崎フロンターレと対戦したC大阪の清武は、スタメン出場すると後半3分にゴールも決めた。しかし同16分に悲劇が起きた。MF水沼宏太からのサイドチェンジを受けた清武はタメを作り、外側を回り込んだ日本代表FW杉本健勇に縦パス。そこで杉本はコース取りを失敗し、パスの出し手である清武にまさかのクラッシュ。二人が倒れ込み、担架が運ばれる衝撃の光景になった。
杉本は立ち上がってプレーを続行したものの、清武はピッチ外に運び出され、FW高木俊幸が投入される負傷交代になった。清武はピッチ外に出た後は歩いてベンチに戻ったものの、一時会場が騒然とする事態となった。
今季から背番号「10」をつけ、ゴールも決めて幸先の良いスタートと思われた清武だったが、思わぬ同士討ちでの交代という公式戦スタートになってしまった。
試合は最終的にC大阪が3-2で川崎に勝利し、ゼロックス杯初出場でタイトルを手にした。両チームはこの後にすぐにAFCチャンピオンズリーグが開幕し、川崎は13日にホームで昨季ベスト4の上海上港(中国)と対戦する。一方のC大阪は14日、昨季に浦和との乱闘事件があった済州ユナイテッド(韓国)と敵地に乗り込んでの初戦を迎える。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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