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W杯キャンプ地が熱い! メッシとC・ロナウドが首都モスクワで“29キロのニアミス”
前回優勝国ドイツら強豪国が首都付近に集結 アルゼンチンとポルトガルの距離は29km
ロシア・ワールドカップ(W杯)開幕まで残り4カ月となり、出場32カ国の準備は徐々に本格化していく。そんななか、FIFA公式サイトはそれぞれの国のベースキャンプ地をリスト化して公開。世界的スターのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(バルセロナ)とポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(レアル・マドリード)が“お隣さん”になるとスペイン紙「AS」が伝えている。
各国はグループステージが行われる場所との距離や地理的気候を考慮し、ベースキャンプ地を決めていく。6大会連続で本大会出場を果たしたバヒド・ハリルホジッチ監督率いる日本はカザン、同地域では同じアジア枠のオーストラリアもキャンプを実施。日本と同組でFWロベルト・レバンドフスキ(バイエルン)擁するポーランドは、2014年冬季五輪が行われたソチでベースキャンプを張る。
またFWネイマール(パリ・サンジェルマン)らがいるブラジルはソチに宿泊し、練習場はスペインと同じく近郊のクラスノダールとするなど、各都市の住民にとっては試合以外の楽しみも増える。
特に多いのはやはり、首都モスクワ付近だ。開催国ロシアはもちろんだが、前回優勝国ドイツを筆頭に強豪国が集まっている。そのなかで同紙が注目したのはアルゼンチンとポルトガルだ。アルゼンチンはブロンニツィ、ポルトガルはサトゥールンを拠点とするが、記事によれば両都市間の距離はわずか約29キロしかない“ニアミス”だという。
両チームのトレーニングスケジュール次第だが、直近10年間のバロンドールを独占し続けるメッシとロナウドを一日で両方とも見られるチャンスと言える。二大スターを毎日のように楽しめるとなれば、ロシアの首都でサッカーファンが大移動、なんてこともあるかもしれない。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images