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ハリルJ、3月欧州遠征でマリ、ウクライナと対戦 “仮想セネガル&ポーランド”でW杯23人見極めへ
2試合ともベルギーのリエージュで実施 キリンチャレンジカップとして初の海外開催
日本サッカー協会(JFA)は9日、3月に予定している日本代表の欧州遠征の対戦国がマリ代表とウクライナ代表に決まったと発表した。
6月開幕のロシア・ワールドカップ(W杯)登録メンバー入りを懸けた最後のサバイバルの舞台となる3月シリーズは、ベルギーのリエージュにあるスタッド・モーリス・デュフランで、23日にFIFAランク71位のマリ代表、27日にFIFAランク35位のウクライナ代表と対戦することになった。JFAによれば、この2試合は日本代表オフィシャルパートナーであるキリンビール株式会社とキリンビバレッジ株式会社の特別協賛のもと、「キリンチャレンジカップ2018 in EUROPE」として初の海外開催となる。
2カ国との対戦決定を受けて日本代表を率いるバヒド・ハリルホジッチ監督は、JFAを通じて「マリ、ウクライナ共にワールドカップ・グループステージで対戦するチームを想定してマッチメイクをしました」とコメント。マリについては、「典型的なアフリカンサッカーをするチームで、スピード、フィジカルの強さがストロングポイントです。個で試合を決することができる選手が顔を揃えています」と、6月24日のW杯グループリーグ第2戦で戦うセネガルを想定した相手であると明かした。
一方のウクライナは、「典型的な東欧のサッカーをするチームで、テクニカルでパスを繋ぐサッカーに長けています」と、こちらも6月28日のW杯グループリーグ第3戦で戦うポーランドを見据えたマッチメイクになった。
「今回は本大会へ向けたメンバー構成を見極めるための大事な機会となります。選手たちのコンディションも含め、あらゆるチェックを行い、ワールドカップに向けて良い準備をしたいと思います」とも語ったハリルホジッチ監督。本大会を想定した中立地開催での“仮想セネガル&ポーランド”の2連戦で、登録メンバー23人の見極めが行われることになった
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images