天才が集結「全員が学習に飽きない野獣だ」

　バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシは、2016-17シーズンのエスパニョールとのバルセロナダービーで見せた“4人抜き”だ。ペナルティーアーク後方でボールを受け、寄せてきたマーカーを股抜きで外すと、次々と出てくる相手の足をジグザグのドリブルでかわし、シュートまで持ち込んだ。

　最後には再びロナウジーニョが登場する。バルサデビューイヤーとなった2003-04シーズンの本拠地セビージャ戦、味方GKのスローイングを受けて自陣からドリブルを開始。ハーフウェーラインを越え、帰陣が遅れている相手のエリアに侵入して一人を華麗にかわすと、寄せてきた二人目もフェイントで翻弄。そのままペナルティーエリア手前付近までボールを持ち込んで右足を振り抜き、強烈な一撃はクロスバーを直撃してゴールに吸い込まれた。

　投稿の返信欄には、「魔法か？」「全員が学習に飽きないビースト（野獣）だ」「リオネル・メッシがベスト」「ロナウジーニョがリーガの歴史で最高のドリブラー」といったコメントが寄せられ、錚々たるメンバーたちの華麗なテクニックに酔いしれたようだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文　text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真　photo by Getty Images