“交代枠ゼロ”の緊急事態でGKを務めた歴代フィールド選手たち 英紙が勇気ある行動を称賛

PSGのダニエウ・アウベスがGKを務めたことを受けて特集

 パリ・サンジェルマン(PSG)は現地時間7日、フランス杯のベスト16でソショーと対戦し、アルゼンチン代表FWアンヘル・ディ・マリアのハットトリックなどで4-1の勝利を収めている。

 そんな快勝劇の裏で、この試合では一つのハプニングが起きた。交代枠を全て使い果たした後の90分に、PSGのドイツ人GKケヴィン・トラップが退場。この緊急事態にブラジル代表DFダニエウ・アウベスがゴールマウスを守ったのである。

 この出来事に対して英紙「ザ・サン」は、「昨夜のPSGにおいてダニエウ・アウベスはグローブを着用することを全く恐れていなかった」とブラジル代表DFを称賛。それとともに、これまで急きょ代役としてゴールマウスを守った選手たちを紹介している。

 今回の特集では1980年代にトットナムで活躍した元イングランド代表MFグレン・ホドルから、2014年のヨーロッパリーグでフランス代表GKウーゴ・ロリスに代わってゴールマウスを守ったイングランド代表FWハリー・ケインなど、大物選手も名を連ねている。

 そのなかで多くのプレミアリーグファンの記憶に残っているのが、2006年10月に行われたチェルシー対レディング戦だ。この試合では前半1分にチェコ代表GKペトル・チェフが頭蓋骨陥没骨折の重傷で途中交代。さらに後半ロスタイムには、チェフと交代した元イタリア代表GKカルロ・クディチーニまでもが負傷退場するアクシデントに襲われた。

 

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