解任危機のコンテ監督 チェルシーが元バルサ指揮官L・エンリケの招聘を画策か

「120%尽くしている」と主張するも、CL圏内ギリギリで本人も解任覚悟の采配

 プレミアリーグの昨季王者チェルシーは、現地時間4日の第26節ワトフォード戦で1-4と完敗を喫するなど、本来の調子を取り戻せないままシーズン後半戦を迎えている。解任危機が叫ばれるアントニオ・コンテ監督の後任候補に注目が集まり始めているが、スペイン紙「スポルト」はバルセロナの前監督であるルイス・エンリケ氏の招聘にクラブが動いていることを報じている。

 戦術家で鳴らすコンテ監督だが、開幕前から補強が進まなかったクラブに対して不信感を募らせており、ピッチ上のチームも昨季ほどのインパクトを残せていない。チェルシーは現在、リーグ戦で来季UEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場圏内ギリギリの4位。5位トットナムが勝ち点1差に迫っていて予断を許さず、なおかつ首位マンチェスター・シティからは同19差と突き放された。

 この状況を受け、“コンテ解任説”は強まっている。指揮官はワトフォード戦後に「私は自分の仕事について心配していないよ。毎日仕事をして、そこへ120%尽くしている」と話す一方で、「もしこれで十分でもないというならOKだ。もしそうであれば、クラブは異なる決定を下すだろう」と、解任も覚悟して采配を振るっていることを明かした。

 

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