「大きな要因だった」 オーバメヤン、“元相棒”がアーセナル移籍の決め手と告白
ムヒタリアンと電話で移籍について会話「君は契約するのか」「全て完了した」
アーセナルのガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤンは、今冬の移籍市場最終日にドルトムントから移籍を果たした。新天地ではかつて「ファンタスティック4」と呼ばれた強力ユニットを形成したアルメニア代表MFヘンリク・ムヒタリアンと再会。移籍を決断するにあたり、「大きな要因だった」と明かしている。英紙「デイリー・ミラー」が報じた。
2016年夏にドルトムントからマンチェスター・ユナイテッドへ渡ったムヒタリアンと昨季ブンデスリーガ得点王のオーバメヤンは、今冬の移籍市場で目玉の選手だった。
移籍が決定する前の段階で、オーバメヤンはムヒタリアンと電話で話しをしたという。
「彼は何度も電話してきた。『お前は(イングランドに)来るのか』と聞かれた。僕は『それよりもまず君が(アーセナルと)契約するのかしないのか教えてくれ』って言ったよ」
これに対して、ムヒタリアンは「(移籍が)全て完了した」と答えたという。その後、オーバメヤンのアーセナル移籍も決定。韋駄天ストライカーは、「もちろん、そのことはここへ来る大きな要因だった」と親友の存在が移籍の決め手の一つになったと語った。
「兄弟であり、良い友人だ。僕らは過去にも一緒にプレーした。彼ともう一度会えて嬉しいよ」
現地時間3日のエバートン戦(5-1)でアーセナルデビューを果たしたオーバメヤンは、ムヒタリアンのアシストから移籍後初ゴールを決めるなど、さすがの連携を見せた。ロンドンで再会を果たした二人は、新天地でもホットラインを築いていきそうだ。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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