降格危機の新天地は「熱々のポテト」!? セードルフ新監督がユニークな表現で決意表明
デポルティボの今季3人目の監督として就任 「私は重要な仕事ができると信じている」
スペインのデポルティボ・ラ・コルーニャは、成績不振により解任したクリトバル・パラロ監督の後任として、ACミランなどを率いた元オランダ代表MFクラレンス・セードルフ新監督の就任を発表した。セードルフ監督は就任会見で、独特の言い回しで決意を表明したと、スペイン紙「AS」が報じている。
デポルティボは現在リーガ・エスパニョーラ18位で、残留圏内の17位レバンテと勝ち点3差の苦境に陥っている。そうしたなかでセードルフ監督は、今季3人目の指揮官として就任。厳しい状況にあるチームの指揮を引き受けての決意をこう語った。
「私は熱々のポテトを食べるのが好きなんだ。すでに上手くいっているところに行くのは、簡単すぎるだろう? ここで私は重要な仕事ができると信じているし、クラブの助けがあることも確信している」
日本語にも「火中の栗を拾う」という表現があるが、苦しんでいるチームへの就任を「熱々のポテトを食べる」と表現した。チャレンジ精神を前面に出し、低迷している名門を立て直す決意を語っている。
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