王者チェルシー、4失点で「悲惨な夜」 コンテ監督は解任説否定「心配などしていない」
敵地でワトフォードに1-4と惨敗、2戦連続で守備崩壊
アントニオ・コンテ監督率いるチェルシーは、現地時間5日のプレミアリーグ第26節でワトフォードと敵地で対戦。退場者を一人出す苦しい展開の末に1-4と惨敗を喫した。進退問題が浮上するなか、イタリア人闘将は「心配していない」と退任説を否定した。
チェルシーは前半30分という早い時間帯に、MFティエムエ・バカヨコが退場する展開となった。そして前半42分にはワトフォードのFWトロイ・ディーニーにPKを決められて先制を許す。
その後、後半37分にベルギー代表FWエデン・アザールのゴールで追いつくも、そこから同39分、43分、45+1分と終盤に立て続けに失点を重ね、0-3で敗れた前節ボーンマス戦に続いて守備が崩壊。今季最多失点で屈辱の敗戦となり、英衛星放送「スカイ・スポーツ」は「プレミアリーグ王者にとってミゼラブル・ナイト(悲惨な夜)になった」と報じた。
チームを率いるコンテ監督にはすでに解任の噂が囁かれているが、この黒星はさらなる向かい風となりそうだ。首位マンチェスター・シティとの差は19と大きく広がり、リバプールにもかわされて4位に転落。逆風が吹くなか、当のコンテ監督は退任を否定している。英紙「テレグラフ」が、試合後の指揮官のコメントを報じている。