「あと6点」 パチューカ本田圭佑、3試合連続ゴールへ意欲「次が何より大事」 

自らに課した公式戦合計15得点まで「あと6点」 ツイッターでベラクルス戦へ意欲

 パチューカのFW本田圭佑はメキシコリーグ(リーガMX)後期第5節モレリア戦に先発出場し、代名詞とも言える無回転FKで2試合連続ゴールをマークした。リーガMX公式ツイッターで公開された無回転FK動画は60万再生を超えるなど世界で反響を呼んでいるなか、本人が6日にツイッターを更新。「あと6点。次が何より大事」と次節のベラクルス戦に意欲を燃やしている。

 本田は現地時間3日のモレリア戦、1-2と1点ビハインドで迎えた後半15分にゴール正面約28メートルで得た直接FKで痛烈な無回転シュートを放ち、相手GKの手を弾いてゴールにねじ込んだ。前節ティグレス戦に続く2試合連続ゴールはまさに会心の一撃で、ゴール後には喜びを露わにした。

 試合はパチューカが前半で退場者を出し、PKを献上して決勝点を奪われるなど2-3で敗れたが、後期リーグで3得点3アシストと孤軍奮闘する本田に対し、スペイン紙「AS」メキシコ版が「鋭い軌道の一撃を放ち、スコアを2-2の同点に戻した」と“ゴラッソ”を称え、トゥーロン国際大会の公式サイトでも「後期リーグ戦からベストの状態に戻りつつある」と、復調ぶりが報じられていた。

 そんななか、本田は6日に自身のツイッターを更新し、「あと6点。次が何より大事」と綴った。本田は1月10日に「今シーズンの目標まで残り8点。実はこれまで達成したことがない。残念ながら。いつか言ったことを100%達成したいなと思ってる」と投稿。同14日のクラブ・アメリカ戦後に、公式戦で合計15得点を目指すことを明かしていた。

 モレリア戦のゴールでリーグ戦の得点を6に伸ばし、カップ戦の3得点と合わせてここまでの公式戦ゴール数は9。自らに課した“ノルマ”はリーグ戦残り12試合で6得点、2試合に1点ペースとなる。11日の敵地ベラクルス戦では、3試合連続ゴールはもちろん、後期リーグ1勝1分3敗と苦しむチームを勝利に導く活躍が期待される。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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