“主審抗議”フェイントから3人抜き弾! 53億円FWの圧巻スキルを世界称賛「メッシ流」
リバプールのエースFWサラー、後半アディショナルタイムに華麗なドリブルゴール
ユルゲン・クロップ監督率いるリバプールは、4日のプレミアリーグ第26節、本拠地トットナム戦を2-2ドローで終えた。この試合では際どい判定が相次いで注目を集めているが、その一方でリバプールのエースFWが叩き込んだ“主審抗議”からの3人抜きドリブル弾が称賛を浴びている。
試合は前半3分、エジプト代表FWモハメド・サラーの一撃でリバプールが幸先良く先制する。そして1-0で迎えた終盤に試合が動く。後半35分、トットナムのケニア代表MFヴィクター・ワニャマに同点弾を叩き込まれると、1-1で迎えた後半アディショナルタイム1分に再びサラーが魅せた。
敵陣深くでスローインを得たリバプールは、右サイドから打開してエリア右で待ち構えていたサラーにパス。オフサイドラインぎりぎりでボールを受けたサラーに対して、トットナムは二人がかりで止めにかかる。トラップからすぐさま利き足の左でラストパスを狙ったサラーだが、そのボールは相手を直撃。その瞬間、サラーは即座に手を上げて主審にエリア内でのハンドを主張した。
このハンド主張でほんの一瞬、時が止まったかのようにトットナムの選手たちが足を止めてしまう。次の瞬間、サラーは素早い動き出しでボールを拾って一人を置き去りにすると、鋭い切り返しでもう一人をかわす。さらに寄せて来た相手も抜き去り、最後は飛び込んできたGKの上をふわりと浮かせたシュートで破り、ゴールを奪った。