「あれはダイブだ」 リバプールの“116億円DF”ファン・ダイク、ケインの“演技”に苦言
トットナムに試合終盤に与えられた二つのPKが物議
今冬の移籍市場でサウサンプトンからDF史上最高額の7500万ポンド(約116億円)でリバプールへ加入したオランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイクが、プレミアリーグ得点ランキングトップを走るトットナムのFWハリー・ケインに対し、シミュレーション行為があったと苦言を呈している。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じた。
リバプールは現地時間4日にトットナムと本拠地で対戦。エジプト代表FWモハメド・サラーが2得点を決める活躍を見せたものの、試合は2-2の引き分けに終わった。この試合ではトットナムに2つのPKが与えられたが、これらのプレーが物議を醸している。
ファン・ダイクが指摘するプレーは1-1で迎えた後半39分に起きた。
ペナルティーエリア内に走り込んだケインが飛び出したリバプールGKロリス・カリウスに倒されたという判定でトットナムがPKを獲得。しかし、リバプールの選手は倒れるほどの接触はなかったと判定に猛抗議した。リプレー映像ではそもそもケインがオフサイドポジションにいたことが確認できるため、疑惑の判定としてスタジアムも騒然とした。
ケイン自ら蹴ったPKはカリウスがセーブしたものの、釈然としないファン・ダイクは試合後にケインのプレーに対する不満を明かした。