香川真司が「再び花を咲かせた」 ドルトムント新体制での躍動ぶりを独誌が称賛
「得点力のある選手」として再評価
香川はDFBポカール16強のバイエルン・ミュンヘン戦(1-2)も含めて、シュテーガー新体制の全7試合に先発出場を続けている。
「トゥヘルもその後継者のペーター・ボスも香川のクリエイティブの正しい起用法を見つけることはできなかった」と指摘されているように、なかなか本領を発揮できていなかった香川だが、直近の6試合で3得点とゴールも量産して存在感を高めている。
また、フランス代表FWウスマン・デンベレ(→バルセロナ)やガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤン(→アーセナル)らの移籍、中核であるドイツ代表MFマルコ・ロイスの長期離脱によって、「“より一層得点力のある選手”が必要だった」というなかで、その要求に応えた香川にスポットライトが当てられている。
昨年末にリーグ戦8試合未勝利という泥沼にはまり、そこからボス監督の更迭。さらに冬の移籍市場で絶対的エースだったオーバメヤンが移籍と激動のシーズンを送っているドルトムント。絶好調の香川が、チームの浮沈の鍵を握るキーマンの一人であることは間違いない。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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