香川真司が「再び花を咲かせた」 ドルトムント新体制での躍動ぶりを独誌が称賛
シュテーガー監督の就任以降、3得点2アシスト 「監督交代による勝者の一人」
ドルトムントの日本代表MF香川真司はリーグ戦7試合連続スタメン出場中で、その間3得点2アシストと出色のパフォーマンスを披露している。昨年12月に就任したペーター・シュテーガー新監督の下で輝きを取り戻した背番号23をドイツのサッカー専門誌「キッカー」が特集し、「再び花を咲かせた」と絶賛している。
ペーター・ボス前監督の下でスタートした今季序盤戦は、ライバルとの競争に遅れを取り、出場機会が限られた香川。スタメン出場時にはゴールで結果を残したものの、次の試合ではベンチスタートとなるなど定位置確保には至らなかった。
しかし、ボス前監督のラストゲームとなった昨年12月9日の第15節ブレーメン戦(1-2)から、風向きが一気変わった。同12日の第16節マインツ戦(2-0)からシュテーガー新体制となり、直近の第21節ケルン戦(2日/3-2)戦までリーグ戦7試合連続でスタメン起用されドルトムントの攻撃を牽引している。
記事では「日本人が新監督の下で再び花を咲かせた」と香川の躍動ぶりが紹介されている。
「トーマス・トゥヘルとペーター・ボスの下で、彼は厳しい時間を過ごした。ペーター・シュテーガーの下ではより良くなった。シンジ・カガワはドルトムントの監督交代によって大きな勝者となった一人」
このように記され、クラブにとって大きなターニングポイントとなったボス前監督の解任とシュテーガー監督の招聘が、香川の立場を劇的に変えたと指摘されている。
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