マラドーナが愛娘の元夫アグエロを“抹消” 顔を黒く塗りつぶした写真が拡散され話題に
担当弁護士が投稿した写真が思わぬ波紋を呼ぶ
1980年代から90年代にかけてのサッカー界のスーパースターと言えば、元アルゼンチン代表MFディエゴ・マラドーナ氏だ。その奔放な言動は現役引退後もたびたびメディアを賑わすが、マラドーナ氏の担当弁護士がアップロードしたSNS上の写真が、思わぬ方向で話題となっている。
担当弁護士のマティアス・モウラ氏は「ドバイでの仕事のため、ナンバー10と会っている」とのコメントともに、ツイッター上に投稿したのはマラドーナ氏との2ショット。現役時代に比べてだいぶふくよかになったスーパースターだが、Tシャツ姿で笑顔を浮かべるなど、ご機嫌の様子だった。
この写真を見るだけなら特に問題なさそうに思えたのだが、全世界のネットユーザーの憶測を生んだのは、部屋の後ろに飾られてある数々の写真だった。若き日のマラドーナ氏がスーツ姿で凛々しい表情を浮かべた姿や、マラドーナ氏の愛娘の笑顔など家族写真が飾られているのだが、1枚だけよく見てみると不自然なものがある。それはアトレチコ・マドリードのユニフォームを着た子どもを抱っこする、アトレチコの選手。この選手はなぜか顔の部分がすべて黒く塗りつぶされている。
スペイン紙「AS」などによると、この黒塗りされた選手は、アルゼンチン代表FWセルヒオ・アグエロだった。アグエロと言えばマラドーナ氏の次女ジャンニーナさんと2008年に結婚したものの、4年後の2012年に離婚している。その後、マラドーナ氏は元義理の息子であるアグエロに対して厳しい言葉を投げかけることが増えていた。それもあって、今回の黒塗り写真は二人の溝が埋まっていないことの証として、世界中で拡散されてしまったようだ。
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フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images