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ウィキペディアを偽装!? リトアニア2部クラブが経歴詐称疑惑のFW獲得で声明発表
パネヴェジースが「アンゴラ代表」の肩書きを持つパンソの獲得を発表するも…
実際に起きた事象と異なる「フェイクニュース」が流行語になったが、サッカー界でもウィキペディアを偽装してプロ契約を手にするいうネット社会ならではの疑惑が浮上。斬新すぎる“就職活動”が欧州で話題を呼んでいる。スペイン紙「AS」が報じている。
リトアニア2部FKパネヴェジースは2月1日、アンゴラ代表FWバークレー・ミゲル・パンソという選手の獲得を発表した。パンソは2010年から12年までイングランド2部チャンピオンシップのクイーンズ・パーク・レンジャーズ(QPR)に所属し、3シーズンで45ゴールを記録。アンゴラ代表でもプレーしたという触れ込みだった。
昨季1部10位に終わり、2部に降格したパネヴェジースはパンソ獲得がウィキペディア情報に基づいたもので、一度は“偽のプロフィール”で加入を発表したと報じられているが、クラブは3日に公式サイトで声明を発表した。「FKパネヴェジースは(パンソと)契約する。フィールド上の練習、試合中で示した能力に基づいて決断したものだ。我々はいくつかのメディアで説明したが、ウィキペディアの記述によるものではない」と説明。ウィキペディアの経歴詐称を指摘した記者には、名指しで感謝の意も示している。
とにもかくにも契約を勝ち取ったパンソは、“肩書き通り”の活躍を見せることができるだろうか。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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