PSGの“ディ・マリア二世”、圧巻チップキック弾に称賛の嵐「マジシャン」「クール」
21歳ロ・チェルソが絶妙なループシュートでチーム3点目を記録
フランス1部リーグ・アン首位を走るパリ・サンジェルマン(PSG)は、現地時間3日の敵地リール戦で3-0と快勝。リーグ戦成績を20勝2分2敗とし、勝ち点を62まで伸ばした。DFユーリ・ベルチチェ、ブラジル代表FWネイマールと得点が挙げたなか、ダメ押し弾を奪ったのはアルゼンチン出身の21歳だった。相手GKをあざ笑う圧巻のチップキック弾に「マジシャン」「クール」と称賛の嵐が巻き起こっている。
チーム2点目となったネイマールの華麗なFK弾に負けじと、強烈なインパクトを放ったのが、所属2年目のMFジオバニ・ロ・チェルソだ。
2-0で迎えた後半42分、ペナルティーアーク付近で縦パスを受けたロ・チェルソは、反転してゴール中央へドリブルを開始。左足で一つ、二つとボールを突き、対峙するDFの体勢が整う前にシュートを選択した。ボールを下から蹴り上げた一撃は、ふわっと浮き上がると、そのままゴール右隅へ一直線。リールGKミク・メニャンが懸命に伸ばした手の上を通過し、綺麗にゴールへと吸い込まれた。