無回転FK弾の本田、敗戦もパチューカで唯一の満点評価 「鋭い軌道の一撃」を海外称賛
モレリア戦で会心FKから2試合連続弾の本田、その奮闘ぶりを海外メディアも称える
パチューカのFW本田圭佑はメキシコリーグ(リーガMX)後期第5節モレリア戦に先発出場。代名詞の無回転シュートから直接FKを叩き込み、2試合連続ゴールを記録した。試合は2-3でパチューカが今リーグ戦4敗目を喫し、チームは不調から抜け出せない一方、海外メディアからの評価は両チームを通じて最高点タイをマークしている。
この日の本田は前半から左右に散らすスルーパスで攻撃を演出すると、同30分にはセンターサークル付近から左サイドへ配球。パス&ゴーでフィニッシュまで持ち込むなど精力的な動きを見せた。1-2と1点ビハインドで迎えた後半15分、本田はゴール正面約28メートルで得た直接FKで痛烈な無回転シュートを放ち、相手GKの手を弾いてゴールにねじ込んだ。前節ティグレス戦に続く2試合連続ゴールはまさに会心の一撃で、ゴール後に本田は喜びを露わにした。
試合はパチューカが前半で退場者を出し、終盤には微妙な判定でPKを献上して決勝点を献上。冴えない戦いぶりが続くチームにあって孤軍奮闘する本田だが、スペイン紙「AS」メキシコ版もその奮闘を認めている。得点シーンについて「鋭い軌道の一撃を放ち、スコアを2-2の同点に戻した」と“ゴラッソ”を称えている。