EL決勝Tの登録メンバー公開 アーセナル移籍のオーバメヤンは規定で出場不可

UEFA発表 ムヒタリアン、バチュアイら冬の加入選手を各クラブが登録

 欧州サッカー連盟(UEFA)がUEFAヨーロッパリーグ(EL)の決勝トーナメントに向けたメンバーリストを公開した。アーセナルがアルメニア代表MFヘンリク・ムヒタリアン、MF香川真司の所属するドルトムントがベルギー代表FWミシー・バチュアイといった新戦力を登録した一方、アーセナルの目玉補強であるガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤンは、規定によりメンバー外となった。

 この冬の移籍市場は英プレミアリーグを中心に各クラブが積極的な補強を見せた。中でも大きく動いたクラブの筆頭と言えるのがアーセナルだろう。チリ代表FWアレクシス・サンチェスをマンチェスター・ユナイテッドに放出した代わりに、ムヒタリアンやオーバメヤンといったビッグネームを補強した。

 そのムヒタリアンと負傷で長期離脱していたスペイン代表MFサンティ・カソルラ、U-21ギリシャ代表DFコンスタンティノス・マヴロパノスを新たに登録したアーセナルだが、リストにオーバメヤンの名前はなかった。

 前所属クラブでチャンピオンズリーグ(CL)に出場していた選手が新天地でELに出場することは可能だが、UEFAの規約では前所属クラブも同じ大会(EL)に出場している場合は登録が認められないという。ドルトムントは今季CLでグループステージ3位に終わり、決勝トーナメントからELに出場するためオーバメヤンに出場資格は与えられない。

 

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