2得点デビューのバチュアイに独紙が単独最高点! “間接的アシスト”の香川も高評価

新エース候補がドルトムントに4戦ぶり白星を導き、2紙が採点「1.5」を与える

 MF香川真司が所属するドルトムントは、現地時間2日に敵地でケルンと対戦し、新加入FWミシー・バチュアイがデビュー戦で2得点と大暴れし、3-2で4試合ぶりの勝利を収めた。現地メディアでは、早速期待に応えたベルギー代表FWに単独トップ評価が与えられている。

 前半35分に左サイドをオーバーラップしたDFジェレミー・トリアンの折り返しをバチュアイが左足ダイレクトで蹴り込んで先制。これに対してケルンも、後半15分にFWシモン・ツォラーのゴールで同点に追いついた。

 失点直後の同17分にバチュアイがこの日2点目のゴールで再び勝ち越すも、ケルンも同25分にセットプレーからDFホルヘ・メレがヘディングシュートを流し込んで食らいついた。

 点の取り合いとなった接戦の中で試合を決めたのは2試合ぶりに先発出場したドイツ代表FWアンドレ・シュールレ。試合終盤の同39分、バチュアイのパスを受けてカウンターからドリブルで相手ゴール前まで持ち込むと、右足のミドルシュートでゴールネットを揺らした。

 この試合の全ゴールに絡むなど特大のインパクトを残したバチュアイには、ドイツ地元紙「WAZ」と「ルールナハリヒテン」の選手採点(1が最高、6が最低)でいずれもチームトップの1.5点が付けられた。チェルシーから加入した大型ストライカーは、アーセナルへ移籍したFWピエール=エメリク・オーバメヤン(2013年)が初出場でハットトリックをマークして以来の、デビュー戦複数得点を達成する最高のスタートとなった。

 

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