沈没寸前の名門の救世主となれるか

　ACミランの日本代表FW本田圭佑は、29日のジェノア戦でリーグ5戦ぶりに先発復帰する可能性が高まっている。イタリア地元紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」が先発を予想した。
　本田は左足首の重度のねんざでリハビリを続けきた。ここ2試合は、ベンチ入りしながらも出番なしに終わっていた。
　前節敵地ウディネーゼ戦で1-2の敗戦後、指揮官はふがいないプレーぶりだった選手を非難。移動のバスで指揮官と、選手が口論となるなど、チームはいつ空中分解してもおかしくない危機的状況に陥っている。さらに、罰としてミラネッロで今季無期限での合宿生活を行うことも決まった。
　フィリッポ・インザーギ監督は今節、4-3-3システムで臨む。記事によると、本田は3トップの右で先発に名を連ねるとされる。
　今季リーグ戦出場16試合連続で無得点、ノーアシストが続く本田。だが、終盤戦で沈没寸前の名門を救うべく、サンシーロのピッチに立つ。
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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文　text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真　photo by Getty Images