「あなたから学んでいきたい!」 ポドルスキ、クラブ史上2人目の外国籍主将に同僚反応
15年のチョン・ウヨンに続き、外国籍選手がキャプテンを務めることが決定
J1リーグのヴィッセル神戸は2日、元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキが新キャプテンに就任したことを発表。クラブ史上2人目となる外国籍主将が誕生した。同日、2年目を迎えるGK前川黛也が「師匠と弟子。あなたから学んでいきたい!」とツイッターに綴るなど、早速チームに好影響をもたらしている。
1月23日から沖縄でキャンプを行っている神戸は、2月23日にベストアメニティスタジアムでサガン鳥栖との開幕戦に臨む。キャンプも最終盤を迎えた2日、クラブは2018シーズンの主将をポドルスキ、副主将をDF渡部博文、MFチョン・ウヨン選手、FW小川慶治朗が務めることを発表した。
外国籍選手が主将を務めるのは2015年のチョン・ウヨン以来、クラブ史上2人目。バイエルン、アーセナル、インテルと各国の名門を渡り歩き、ドイツ代表でもワールドカップに3大会連続で出場するなど130試合49得点を誇る世界的スーパースターがチームの中心に立つことになる。発表を受けて、元サッカー日本代表GK前川和也を父に持つ2年目のGK前川は、自身のツイッターで練習中に身振りを交えて要求を出すポドルスキとの写真を公開するとともに「師匠と弟子。あなたから学んでいきたい!」と綴った。
世界を知るストライカーと日々対峙することは、プロ入り後まだ公式戦出場のない前川にとっては最高の練習。23歳の若手GKがついていくことを公言して気迫をみなぎらせるなど、ポドルスキの主将就任は早くも効果をもたらしている。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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