マンUで共闘した香川真司とチチャリートの関係性に脚光 「ドイツで真の家を見つけた」
ブンデス公式「一緒にプレーしたことが知られていない選手」の特集で登場
ドルトムントのMF香川真司は2014年にマンチェスター・ユナイテッドからドルトムントへ3季ぶりの復帰を果たし、今季はドイツ通算6季目のシーズンを過ごしている。クラブレベルで過去に偉大な名手たちと競演を果たしている香川だが、中にはチームメイトだったという事実が欧州で浸透していない元同僚もいるようだ。
ブンデスリーガ公式サイトは、「一緒にプレーしていたことが知られていないブンデスリーガと世界のスターたち」という特集記事を公開。そのなかでブンデスリーガ代表の一人として香川が登場し、メキシコ代表FWチチャリートことハビエル・エルナンデス(ウェストハム)との関係性にスポットが当てられている。
二人は香川がユナイテッド移籍を果たした12-13シーズンと13-14シーズンにチームメイトとしてプレーした。しかし、記事では「不幸にも、この日本代表とメキシコ代表は二人ともオールド・トラッフォード(ユナイテッドの本拠地)では自身を表現できなかった」と、ともにイングランドでは本領発揮に至らなかったと指摘している。実際、二人が揃ってピッチに立つ機会は限られていた。
そのためドイツでは、二人がチームメイトだったという印象は薄いようだ。「その代わりにブンデスリーガで幸運を探し求め、香川はドルトムントへ戻り、チチャリートはバイヤー・レバークーゼンで力を発揮した」という記述の通り、香川は14年夏にドルトムントへ復帰し、2015-16シーズンにリーグの年間ベストイレブンに選出。チチャリートはレアル・マドリードでの期限付き移籍を経てから15年夏にレバークーゼンへ移籍して、シーズンで28得点を叩き出すなど、ともにドイツでより一層の輝きを放った。
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