ネイマールの非紳士的なジェスチャーが物議 批判殺到に本人反論「あれはジョークだ」
リーグ杯のレンヌ戦で、自らファウルで倒した相手に手を差し伸べて引っ込める
パリ・サンジェルマン(PSG)のブラジル代表FWネイマールが、30日に行われたフランス・リーグ杯準決勝レンヌ戦でスポーツマンシップに反する子どもじみた行為に出て批判を集めている。試合はPSGが3-2で勝利している。
後半アディショナルタイム、自らのファウルでピッチに倒れたレンヌのマリ代表DFハマリ・トラオレに、満面の笑みを浮かべながら歩み寄ったネイマール。相手を起こすために右手を差し伸べたが、トラオレがその手をつかもうとした瞬間に手を引っ込めた。
相手を嘲笑しながらバックステップで離れたネイマールのスポーツマンらしからぬ行為に対し、レンヌの選手は激怒し、相手を見下すようなジェスチャーに批判が殺到。スペイン紙「マルカ」も「スポーツマンとしてあるまじきジェスチャー後のネイマール:自分はいかに相手を挑発するのか知っている」との見出しで報じている。
世界屈指の名手として相応しくない行為となったが、ネイマールは試合後に自己弁護しているという。
「フットボールは今、少しばかり退屈になっている。何もできない。全てが論争の的になってしまう。例えば、自分は試合の最後に手を差し伸べて引っ込めたけど、あれはジョークだ。論争を呼んでしまうけれど、それでは友だちとどのように接すればいいんだい? 対戦相手になんでしちゃダメなんだ? あれはジョークだ」