キング・アンリの提言 古巣アーセナルが優勝するためには「背骨が必要」
背骨となる選手が必要
長年の補強ポイント であるGKは今季、シュチェスニーが正守護神としてスタートしたが、不安定な守備に加え、敗戦後にシャワー室で喫煙するなどの素行面の問題から控えに転落。オスピナが現在、ゴールを預かっているが、アンリ氏の目には物足りなく映っているようだ。
「GKに関していえば、バイエルン、チェルシー、マンチェスター・ユナイテッドなど他にもたくさんいいチームがある。そういうタイプの選手が必要だ」
地元メディアでは、チェルシーのチェフ、トットナムのロリスら実力者の補強に動く可能性も報じられている。
DFも1月の移籍市場でガブリエル・パウリスタを補強したが、DFメルテザッカーは敏しょう性に不安を残している。そんな中、ドルトムントのDFフンメルス獲得に動くとも報じられ ている。
今季終盤戦でボランチのコクリンが一気にブレークし、後半戦目覚ましい活躍を見せているが、ボール奪取能力に優れるタイプの中盤は他にいない。報道では、サウサンプトンのMFシュナイデルランが補強リストに入っているといわれている。
そして、ストライカーだ。フランス代表FWジルーが覚醒し、ゴールラッシュを見せているが、リーグ制覇に必要な世界トップクラスのストライカーではないとアンリ氏は言う。パリ・サンジェルマンのFWカバーニの争奪戦に乗り出すとリポートしていた地元紙もあった。