ミランが強制合宿をスタート 成績次第では1カ月以上の延長も
屈辱的な異例措置
成績不振のACミランが、今季最終節の5月31日の敵地アタランタ戦まで約1カ月以上の強制合宿を行う可能性が浮上している。英「BBCスポーツ」が報じている。
25日の敵地ウディネーゼ戦で1-2で敗れた後、フィリッポ・インザーギ監督はふがいない戦いのチームに激怒した。そして、選手達に練習場のミラネッロで29日のジェノア戦まで合宿を行うことを通達した。
連敗時の強制合宿は、セリエAで残留争いを繰り広げる中小クラブの恒例となっている。カンフル剤的な役割で開催されるが、ミランのようなかつての名門にとっては屈辱的な事態だ。
選手は練習後に一時帰宅を許 されるものの、夕食と就寝をクラブハウスでとらなければいけない。
この罰は、ジェノア戦までの暫定措置ではない可能性も浮上している。10位に転落したミランは「合宿の期間は未定。チームはミラネッロに水曜日までか、5月3日か、10日か、17日か、24日か、31日までミラネッロにとどまることになる。彼らのパフォーマンスのクオリティーにより、それは決まる」と声明を出している。