オーバメヤン、アーセナル移籍後初コメント お手本に挙げたのは“伝説的ストライカー”
クラブ公式「アーセナルTV」でコメント 「アンリ氏のような偉大な選手が所属してきた」
MF香川真司が所属するドイツ1部ボルシア・ドルトムントからイングランド1部の強豪アーセナルへの移籍が発表されたガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤンが、クラブ公式「アーセナルTV」で移籍後のコメントを発表。かつてアーセナルでプレーしたレジェンドをお手本に挙げている。
オーバメヤンが尊敬の対象としたのは、伝説的なストライカーである元フランス代表FWティエリ・アンリ氏だった。フランスリーグのモナコで頭角を現したアンリ氏は、1998年フランス・ワールドカップで地元優勝に貢献すると翌年にイタリアの名門ユベントスに移籍したが、思うような活躍はできずに半年間でアーセナルに渡った。すると、8シーズンのプレーで公式戦226ゴールという絶大な得点力を発揮した。
オーバメヤンは「このクラブは、素晴らしい歴史とアンリ氏のような偉大な選手が所属してきた。彼は僕らのようなストライカーにとっては、お手本になる存在だ。このクラブに来ることができて本当に嬉しい」とコメントしている。
移籍金6935万ユーロ(約86億円)で新天地に移ったオーバメヤンはスピードある突破力とシュートテクニックを兼ね備え、アーセナルのレジェンドであるアンリ氏の後継者と言われるに十分なほどの活躍が期待されている。ドルトムント時代に見せた得点力をプレミアリーグで発揮できるか、注目される。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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