「メッシの影から抜け出すべきだった」 盟友アウベスが証言、ネイマールPSG移籍の舞台裏
FIFA公式サイトで語る電撃移籍の背景
パリ・サンジェルマン(PSG)のブラジル代表DFダニエウ・アウベスは、今季バルセロナから史上最高額の移籍金2億2200万ユーロ(約300億円)で加入し、クラブで再び同僚となったブラジル代表FWネイマールについて「メッシの影から抜け出すべきだった」とFIFA公式サイトで語っている。
今季ユベントスからPSGに加入した百戦錬磨のサイドバックは、2013-16年までバルセロナで同胞ネイマールの兄貴分として共闘してきた。昨夏にネイマールより一足先にPSGへの移籍が発表されたため、ネイマール電撃移籍の仕掛け人と目されていた。
「自分はほとんど関係ない。バルセロナと彼が契約した時には自分は関与したけれどね。彼にアドバイスした。クラブと町で経験したいいことを伝えた。でも今回は違う。彼より先に自分が移籍したことで問題になっているけれど、その時に彼がどうするのか分からなかったんだ。私が言ったことは、『自分の心に従い、幸せになる』ということ。唯一のアドバイスだったよ」
ブラジル代表のエースで背番号10の重責を担うネイマールについて、「地球最高の選手になる準備はできているのか?」とアウベスは質問された。
バルセロナの絶対的エースとして君臨するアルゼンチン代表FWリオネル・メッシとの決別が、その第一歩になるとの持論を展開している。
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