ファーガソン氏がまな弟子C・ロナウドを世界最高の選手に指名

6年間を共にマンUで過ごす

 長年にわたってマンチェスター・ユナイテッドを率いたサー・アレックス・ファーガソン氏が、世界最高の選手にまな弟子の名を挙げている。英地元紙「デイリー・ミラー」が報じた。
 ファーガソン氏は27年間、マンUを指揮し、リーグ優勝13回を成し遂げた。サッカー界の歴史にその名を刻む名将は、ここ数年、世界最高の選手の座を争うレアル・マドリードのFWクリスティアーノ・ロナウドと、バルセロナのFWリオネル・メッシの違いについて言及した。
「人々は常に口にしている。世界最高選手は誰なんだ? とね。多くの人はメッシの名を挙げている。確かに、その意 見には誰も反論できない。ただ、ロナウドは多くのクラブで活躍し、ハットトリックを収め続けてきた。メッシにそれができるのかどうかはわからない。彼はバルセロナのみの選手だからね」
 ロナウドは2008、13、14年の計3回。メッシは09、10、11、12年の計4回、FIFAバロンドールに選出されている。受賞回数においてはメッシの方が多いものの、ファーガソン氏は6年間共にマンUで過ごしたロナウドの方が優れているという見解を示した。
 また、その豊富な指導キャリアの中で多くの選手を指導してきた。その中でも最も思い入れのある選手には、ライアン・ギグス氏、ポール・スコールズ氏、そして、C・ロナウドの名を挙げた。サッカー界の生ける伝説は、今でもまな弟子の活躍を温かな目で見守って いるようだ。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集 部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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