香川真司の芸術的ボレー弾に反響止まず ブンデス公式「第20節TOP5ゴール」に選出
フライブルク戦でのジャンピングボレーが4位に選ばれる
ドルトムントMF香川真司が、27日の本拠地フライブルク戦(2-2)で決めた芸術的なジャンピングボレーでの一撃が、ブンデスリーガ公式YouTubeチャンネルが公開した「第20節TOP5ゴール」で堂々4位に選出された。
5位のバイエルンMFキングスレイ・コマンの一撃に続いて紹介されたのが、香川の華麗なゴールだった。前半9分、オーバーラップしたポーランド代表DFウカシュ・ピシュチェクのシュートが相手二人に当たって浮き球になったところを、ファーサイドで待ち構えた香川が、体を背後に倒しながら右足で芸術的なボレーシュートを決めた。
ドルトムント公式ツイッターでは、このアクロバティックな一撃を「SHINJI KAGAWA NIPPON NINJA」と称賛。またブンデス公式サイトではペーター・シュテーガー監督就任以降、好調を維持し今季5得点3アシストをマークしている香川に対して、「彼は輝けるゴールを決める感触を取り戻したかのように見える」と、フィニッシュ能力の高さを称えている。
昨年9月の第7節アウクスブルク戦(2-1)で芸術的なループシュートを決めた際にも、ブンデス公式やドイツメディアで「年間ベストゴール候補」や「月間最優秀ゴール」に選出された香川。華麗な一撃を決めるブンデス有数のフィニッシャーとして再認識されたようだ。
TOP5はその他に、日本代表FW大迫勇也の同僚であるケルンMFミロシュ・ヨイッチの直接FK弾が3位、レバークーゼンFWレオン・ベイリーの弾丸ミドルが2位、そして1位にはドルトムント相手に圧巻のロングシュートを決めたフライブルクFWニルス・ペーターゼンが選出されている。
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フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images