長友所属インテル、攻撃強化の補強は失敗か アルゼンチン代表MFの獲得交渉は暗礁に
リバプールのスタリッジは他クラブへ移籍、PSGのパストーレの獲得交渉も進まず
日本代表DF長友佑都が所属するイタリア1部の名門インテルは、冬の移籍市場で攻撃力強化のために補強を狙っていたが、失敗に終わりそうな情勢となっている。イタリアのサッカー専門メディア「カルチョメルカート・コム」が報じた。
最前線の補強としてリバプールのイングランド代表FWダニエル・スタリッジの獲得を目指していたインテルだが、選手登録枠やイタリア代表FWエデルの移籍オファー拒否の連発により交渉の最終段階が遅れていた。すると、スタリッジは現地時間29日にウェストブロムウィッチに加入することが正式に発表されてしまった。
さらに、パリ・サンジェルマン(PSG)のアルゼンチン代表MFハビエル・パストーレの獲得も目指しているとされているが、チームのピエロ・アウシリオSDが取材に応じ「現時点で新たなニュースはない。交渉の条件には至っていない」とコメント。パストーレ獲得が暗礁に乗り上げていることを示唆した。
1月に入ってからバルセロナからMFラフィーニャ、ヘタフェからDFリサンドロ・ロペスを獲得したものの、さらなる陣容強化に目指していた二人の獲得はいずれも失敗に終わる可能性が高まっている。
長友にはスペインリーグのベティスやトルコの強豪フェネルバフチェから獲得オファーが届いているとされるが、新戦力の獲得は思うように進んでいない模様だ。残り2日間となった冬の移籍市場で不調にあえぐインテルを救うような存在を獲得することができるだろうか。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
page 1/1