ドルトムント、“補強の目玉”FWヤルモレンコ負傷にファン悲痛「呪われている」「壊滅状態」
アキレス腱の故障で数週間離脱へ、攻撃陣の人手不足で香川の活躍に期待が懸かる
ドルトムントはリーグ戦3試合連続ドローで6位に後退し、エースストライカーのガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤンがアーセナルに移籍寸前という状況だが、さらなる悲報が飛び込んできた。今季の補強の目玉、ウクライナ代表FWアンドレイ・ヤルモレンコが故障で数週間の離脱となることが正式発表となった。
「これは痛恨だ! アンドレイ・ヤルモレンコがアキレス腱の故障で数週間離脱することに。早く良くなって」
ドルトムントの公式ツイッターはこう伝えている。ヤルモレンコは今季ディナモ・キエフから移籍金2500万ユーロ(約33億円)で加入。リーグ戦序盤に活躍し、3ゴール4アシストという結果を出していた。
ドルトムントはドイツ代表FWマルコ・ロイスも故障から完全復帰が待たれる一方、オーバメヤンは移籍が目前と見られている。ドイツ代表MFアンドレ・シュールレにも移籍話が浮上するなど、ドルトムントの攻撃陣は人手不足となっていた。
苦境に追い打ちをかけるヤルモレンコの悲報に、公式ツイッターの返信欄では黄色と黒のサポーターによる悲痛な叫びがこだましていた。
「呪われている」
「まだ我々に対する罰が足りないというのか」
「なんてこった。彼はキエフでは一度も重傷を受けたことはなかったじゃないか」
「終わってる。BVBはみんな壊滅状態だ。これまで彼は怪我による欠場はなかったじゃないか」
「今季残り日程、誰が我々を助けてくれるんだ」
「いつ故障の呪いが終わるんだ。ヤルモ、早く良くなってね」
「こんなに怪我人が出たことがかつてあったのか」
来季のUEFAチャンピオンズリーグ出場権確保が至上命題となるドルトムント。苦境に直面するチームで、2試合連続ゴールなど絶好調のMF香川真司への期待は増すばかりだ。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images