チェルシー参戦で強豪3クラブが“玉突き人事”!? 「移籍のメリーゴーランドがスパーク」

オーバメヤンはアーセナル、バチュアイはドルトムント移籍で合意も正式発表できず

 今冬の移籍市場は1月31日に閉幕を迎える。“大型トレード”も実現するなど熱気を見せるなか、強豪3クラブによる玉突き移籍の可能性が高まっている。英紙「デイリー・テレグラフ」が「移籍のメリーゴーランドがスパーク」と報じた。

 口火を切ったのはアーセナルだった。チリ代表FWアレクシス・サンチェスをマンチェスター・ユナイテッドに放出し、アルメニア代表MFヘンリク・ムヒタリアンを“トレード”で獲得。さらに、新ストライカーとしてドルトムントのガボン代表ピエール=エメリク・オーバメヤンに白羽の矢を立てた。

 記事によれば再三オファーを断られていたアーセナルだが、移籍金6300万ユーロ(約85億円)というクラブ史上最高額を提示し、クラブ間合意に至ったという。しかし、オーバメヤン獲得の正式発表には、ドルトムントが昨季のブンデスリーガ得点王の代役を補強することが条件だという。

 そこで登場するのが“第3のクラブ”だ。ドルトムントは昨季プレミアリーグ王者のチェルシーから、ベルギー代表FWミシー・バチュアイを期限付き移籍で獲得することでクラブ間合意に到達。しかし、こちらも代役を獲得できなければ成立しない状況で、ASローマのボスニア・ヘルツェゴビナ代表FWエディン・ジェコの獲得交渉も暗礁に乗り上げている。

 

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