バルサの23歳ウインガーがワトフォード移籍 年俸+レンタル料1.3億円支払いで合意

今季4年ぶりに復帰した下部組織出身デウロフェウがプレミアリーグへ

 バルセロナのスペイン代表FWジェラール・デウロフェウが今季終了までプレミアリーグのワトフォードに期限付き移籍することが正式決定した。バルセロナ公式サイトが伝えている。

 バルサ下部組織出身のデウロフェウは、昨季後半戦に本田圭佑(現パチューカ)も在籍したACミランに期限付き移籍し、17試合4得点3アシストを記録してスペイン代表にも選出。その活躍が認められ、バルサがエバートンに移籍金1200万ユーロ(約16億円)を支払い、買い戻しオプションを行使して今季に4年ぶりの古巣復帰を果たした。

 しかし、ドリブル突破を好むスタイルはバルサに馴染まず、リーグ戦は10試合1得点2アシストにとどまっていた。今回、現在プレミアリーグ10位のワトフォードがデウロフェウの年俸に加え、レンタル料100万ユーロ(約1億3000万円)を支払うことで合意に達したという。

 23歳の若さでバルセロナとエバートンに出戻りを繰り返しながら、セビージャ、ミラン、ワトフォードと転々とする“渡り鳥ウインガー”は、新天地で成功を収められるだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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