アトレチコFWトーレス、シメオネ体制節目の一撃 “持ってる男”ぶりを発揮して会場熱狂
ラス・パルマス戦でゴールを決めたトーレス、シメオネ体制通算600ゴール目をマーク
アトレチコ・マドリードは現地時間28日に行われたリーガ・エスパニョーラ第21節ラス・パルマス戦で3-0と勝利し、首位バルセロナを追う立場として勝ち点差を保った。この試合で“持ってる男”を発揮したのは元スペイン代表FWフェルナンド・トーレスだ。試合を決定づける2点目を決めたが、このゴールはディエゴ・シメオネ監督体制で節目になったとスペイン紙「マルカ」が伝えている。
試合は前半からエースFWアントワーヌ・グリーズマンの鮮やかなバックヒールボレーがポストに直撃するなど、アトレチコが押し気味に進めると、後半16分には最終ライン裏に抜け出したグリーズマンが左足アウトサイドでの巧みなシュートで相手GKの肩口を抜いて先制点をゲットする。
これで勢いに乗ったアトレチコは、同28分にトーレスが仕事をする。アトレチコ得意のカウンターからペナルティーエリア外正面でボールを受けると、正対したマーカーをドリブルで華麗にかわし、右足で豪快に蹴り込んだ。ファンからの人気も高い背番号9の今季2ゴール目に新本拠地ワンダ・メトロポリターノは歓声に包まれた。
同紙によると、このトーレスのファインゴールがシメオネ体制での通算600ゴール目となった。