先発出場の3試合はチーム成績も1勝2分け

　受けの展開でなおかつ約60分間のプレーだった柴崎に対して、評価は高まらないかと思われたが、マルカ紙では同点ゴールを決めたアンヘルらと同じ2つ星（3つ星満点）とチーム最高タイの評価だった。試合についても26分のシーンについて「（セビージャGKの）セルヒオ・リコを驚かせたアマトのシュートはわずか数センチメートル外れただけで、セビージャにとって警告だった」と効果的なカウンターだったことに触れている。

　柴崎はこれで3試合連続スタメン出場。その間チームはセビージャやアスレティック・ビルバオといった難敵とも対戦したなかで、1勝2分けとまずまずの結果を残している。レギュラー確保に向けて、結果を残せば序列はさらに高まりそうだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文　text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真　photo by Getty Images