ペトロヴィッチ監督が古巣浦和と初顔合わせ　李が恩師と教え子らの食事会の様子を公開

　J1北海道コンサドーレ札幌は27日、沖縄キャンプで昨季AFCチャンピオンズリーグを制したJ1浦和レッズと練習試合（45分×4本）を行い、0-5と敗れた。昨季途中まで浦和の指揮を執り、新シーズンから札幌を率いるミハイロ・ペトロヴィッチ監督は教え子たちと再会し、密かに“ミシャ会”が開かれていたようだ。浦和FW李忠成が公式インスタグラムに写真をアップし、その様子を伝えている。

　今季から札幌を率いるペトロヴィッチ監督は、練習試合ながら古巣・浦和と初顔合わせとなり、試合は0-5と完敗した。だが、ピッチ外では教え子たちと食事会を開き、絆の強さを感じさせている。サンフレッチェ広島と浦和の両方で指導を受けた李が、28日に自身の公式インスタグラムを更新。「恩師　会う度に学ぶ事が沢山ある」（原文ママ）と記すと、写真を2点アップした。

　写真では、恩師ペトロヴィッチを取り囲むように新旧の教え子たちが集結し、最高の笑顔を浮かべている。指揮官と肩を組み両脇に立つのは、札幌で初めて指導を受けている小野伸二と長年共闘してきた浦和MF柏木陽介。李に加え、浦和MF平川忠亮、浦和FW興梠慎三も収まっている。さらに通訳も兼ねる杉浦大輔コーチと長嶺寛明コーチも揃い、クラブの垣根を越える絆を見せた。

返信欄ではファンから「恩師に会ってパワーアップですね」「みんないい顔しているね！」「違うチームでも繋がっている感じ、素敵ですね」など温かいコメントが並んだ。

　恩師との再会で英気を養った浦和組、そして教え子との邂逅で充実の一時を過ごしたペトロヴィッチ監督。新シーズンを迎えるなか、彼らはどのような戦いを見せてくれるのだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文　text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真　photo by Getty Images