長友佑都の今冬インテル退団を伊紙が予想 指揮官も放出容認「耳を傾ける時が来た」
ベティスとフェネルバフチェからオファー報道、スパレッティ監督は慰留せず
インテルの日本代表DF長友佑都は、ベティスとフェネルバフチェへの電撃移籍の可能性が浮上しているが、イタリア紙はルチアーノ・スパレッティ監督が放出にゴーサインを出したとレポート。今冬の移籍市場でインテルと離別する可能性が高まっている。
2011年1月に加入し、クラブの“バンディエラ”(旗頭)として君臨していたハビエル・サネッティ副会長の姿に憧れを抱いてきた長友。今季在籍8シーズン目を戦っているが、ついに名門と別れを告げる時が来たのかもしれない。
ルチアーノ・スパレッティ監督は、長友の去就問題について「選手は、プレーできるところへ行けるなら移籍すべき。常に同じだ」と説明。直近のリーグ戦で9試合連続スタメン落ちとなっている長友を、慰留しない方針を明らかにしている。
スペイン1部ベティス、トルコ強豪フェネルバフチェからオファーが届いているとも報じられているが、イタリア紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」では「プレーさせてくれるクラブからの提案に耳を傾ける時が来たようだ」と報じ、長友の移籍を予想している。
一方、「トゥット・スポルト」紙も「スパレッティ監督はOKを出した」と報じ、指揮官が長友放出に賛成したとレポートしている。DFダビデ・サントン、DFダウベルト、DFダニーロ・ダンブロージオ、DFジョアン・カンセロと実力者揃いのサイドバックで、出場機会を失った長友。ロシア・ワールドカップを前に、運命の決断を迫られている。
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フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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