メッシが“無双状態”バルサの進化に言及 ネイマールを失い「バランスを手に入れた」

不振レアルにも敬意「一時的なものだ」

 サイドから華麗な仕掛けを見せる“魔術師”ネイマールを失ったことによる、攻撃面での損失があることは認めた。だが、攻撃に特化したネイマールがいなくなったことで、守備力や中盤の支配力が高まり、バランスの向上という進化を今季のバルサは手にしたとメッシは実感している。

 一方で、宿敵レアル・マドリードについての質問にも回答している。リーグ戦では優勝の可能性が絶望的となり、スペイン国王杯も8強敗退の憂き目を見た“白い巨人”は、現地メディアとサポーターから批判を浴びているが、「これ(不振)は一時的なものだ。こんな状況に陥ったのは初めてではないが、彼らは全てのタイトルに挑戦してくる。彼らはいつもそう。そういうクラブで、彼らはそんな選手を持っているんだ」と話している。

 天才メッシはバルサの好調ぶりに奢りを見せることは一切なく、不振に喘ぐ永遠の宿敵に敬意を払うことを忘れなかった。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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