メッシが“無双状態”バルサの進化に言及 ネイマールを失い「バランスを手に入れた」

今季無敗でリーグ戦首位独走 最多得点&最少失点タイの充実ぶり

 バルセロナは今季開幕前に、ブラジル代表FWネイマールがパリ・サンジェルマン(PSG)へ移籍したが、今季リーグ戦で17勝3分と無敗で首位を独走。UEFAチャンピオンズリーグもグループステージを4勝2分と無敗のまま決勝トーナメントに進出しており、完全な“無双モード”に突入している。

 ネイマールを失ったチームはなぜ強くなったのか――。絶対的エースのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシは、ブラジルの名手を失った代わりにバルサが手にした「進化」を明かしている。英サッカー専門誌「ワールドサッカー」で語った。

 バルセロナは今季圧倒的な強さを見せている。リーグ戦では2位アトレチコ・マドリードに勝ち点11差、暫定4位のレアル・マドリードとは同16差をつける独走ぶりで、得点はリーグ最多の「57」、失点はリーグ最少タイの「9」と死角がない。

 メッシ、ウルグアイ代表FWルイス・スアレス、ネイマールの最強3トップ“MSN”が昨季限りで解体となったバルサだが、なぜこれほどまでに充実したシーズンを送ることができているのだろうか。メッシは次のように持論を展開している。

「ネイマールの移籍で、我々はプレーの手法を変化させた。我々は攻撃面のポテンシャルという部分では多くのものを失った。だが、守備面では我々を助けるものになったんだ。我々は今では中盤で強固に武装された状態だ。ネイマールがいなくなって、我々はより多くのバランスを手に入れたんだ」

 

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