インテル監督、オファー届く長友を慰留せず 「選手はプレーできるところへ移籍すべき」
スパレッティ監督が長友の去就問題に言及
インテルのDF長友佑都は直近のリーグ戦9試合で先発落ちとなり、スペイン1部ベティスやトルコ強豪フェネルバフチェへの移籍の可能性が浮上している。チームを率いるルチアーノ・スパレッティ監督は、「選手はプレーできるところへ行けるなら移籍すべき」との持論を展開。序列の低い最古参サイドバックを慰留しない方針を明らかにしている。
長友はスパレッティ監督就任1年目の今季、キャンプ開始前には戦力外と示唆されていたが、序盤戦で信頼をゲット。左サイドバックのレギュラーとして起用されてきた。だが、昨年11月から出場機会が激減し、直近9試合はスタメン落ち。DFダビデ・サントンとDFダウベルトの後塵を拝している。
イタリアメディアで、ベティスとフェネルバフチェから長友に獲得オファーが届いたと報じられるなか、28日の第22節スパル戦の前日会見に臨んだスパレッティ監督は「他のクラブに移籍した方がいいのか?」と、報道陣からダイレクトな質問を受けた。
「長友は何年もここに残っている。誰もが彼について同じことを言う。素晴らしい人間性を持ち、プロフェッショナルな意識の高い、優秀な選手。私もまた、他の今まで言ってきた人たちと同じ話をすることにする。チームメイトも同じことを言っているんだ」