GK川島は仏リーグ有数の“PKストッパー” 初出場から3連続セーブは過去10年で初
ニース戦でバロテッリのPKをセーブ こぼれ球を決められるも偉大な記録を達成
フランス1部メスの日本代表GK川島永嗣は、現地時間27日に行われたリーグ・アン第23節の本拠地ニース戦に先発出場し、PKのこぼれ球を決められて1失点を奪われたものの、6位の強豪を2-1で破る白星に貢献した。
試合は前半38分に、ニースのMFピエール・レース=メルーが一発退場。数的優位に立ったメスが、後半5分にFWノーラン・ルーのゴールで先制した。
だがその7分後、ペナルティーエリア内でDFムサ・ニアカテが相手選手を倒してしまい、ニースにPKを献上。キッカーは元イタリア代表FWマリオ・バロテッリ。ゴール右隅を狙ったシュートは、川島が抜群の反応を見せて防ぐも、ボールは運悪くバロテッリの前に転がってしまい、これをゴール左隅に蹴り込まれた。
失点の瞬間、ピッチに仰向けとなり両手で顔を覆って悔しさを露わにした川島。だが、PKによる失点を防いだことは近年のリーグ・アンで一つの記録になったようだ。データ分析会社「オプタ」の公式ツイッターによれば、「エイジ・カワシマは過去10シーズンのリーグ・アンで、最初のペナルティーを3本止めた初めてのゴールキーパーになった」という。