原口元気が移籍後初ゴールを含む1得点1アシスト! 初先発でチームの3連勝に貢献
原口が自らPKを奪取して初ゴール 終盤には3点目を演出
今冬にヘルタ・ベルリンからドイツ2部フォルトゥナ・デュッセルドルフに移籍した日本代表FW原口元気は、27日に行われたブンデスリーガ2部第20節のカイザースラウテルン戦に、加入後初の先発出場。0-1で迎えた後半16分に自らが相手GKにペナルティーエリア内で倒されて得たPKを決めて、移籍後初ゴールをマークした。試合はその後デュッセルドルフが2点を奪い、3-1で勝利を収めて首位をキープしている。
24日の前節アウエ戦(2-1)に後半途中から出場し新天地デビューを果たしていた原口は、この日スタメンの一員としてピッチに立った。まだ加入から日が浅く、周囲との連携にぎこちなさを残すものの、前半から積極的に仕掛けてシュートを放つ。
試合が動き始めたのは後半に突入してからだった。デュッセルドルフは後半3分にPKを献上し、カイザースラウテルンに先制点を許したが、同16分に原口が反撃のゴールを奪う。相手DFのクリアボールがこぼれたボールに素早く反応。ペナルティーエリア内に抜け出したところで、相手GKマリウス・ミューラーが足でタックルして原口が転倒。PKの判定が下され、ミューラーは2枚目のイエローカードで退場となった。そして原口はこのPKを決めて、移籍後初ゴールで1-1の同点に追いついた。
数的優位となったデュッセルドルフは、その後も攻勢を仕掛けて、同33分にFWベニト・ラマンが、同44分には原口のパスからDFルーカス・シュミッツが決めて3-1で勝利。原口の1得点1アシストの活躍もあり、3連勝で首位をキープした。なお、FW宇佐美貴史は後半42分から途中出場している。
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フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images