横浜FMアデミウソンに待望の初ゴール 「初ゴールまで時間かかってしまった」

大型助っ人の決勝ゴールで「神奈川ダービー」制し、4試合ぶりの公式戦勝利

 横浜Fマリノスは25日、Jリーグ第7節で湘南ベルマーレと対戦し、3-0とホームで勝利を収めた。この試合でアデミウソンは移籍後初ゴールを決め、チームに公式戦4試合ぶりの勝ち星をもたらした。

 横浜FMは第6節の浦和レッズ戦に敗れたことでリーグ順位を11位まで落とした。さらに、22日に行われたナビスコ杯第4節名古屋グランパス戦でも敗れ、連敗を喫するなど、足踏みが続く状態で今節の「神奈川ダービー」を迎えた。

 試合は開始早々にスコアが動く。前半9分、左サイドからMF斎藤学の縦パスが入り、MF兵藤慎剛がヒールで落とすと、FWアデミウソンが右足で狙いすましたグラウンダーのシュートでネットを揺らし先制点。アデミウソンにとっては横浜FM移籍後、待ちに待った初ゴールとなった。

 その後、後半40分に斎藤、後半ロスタイムにMF富澤清太郎が追加点を挙げ、3点差の完勝で試合を終えた。

「初ゴールまで時間がかかってしまった。その分、これからもゴールを決めていきたい」

 試合後、そう喜びを語ったアデミウソン。この勝利で勝ち点を11に伸ばした横浜FMは、上位争いへの参戦がその視野に入ってきている。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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