レアル解任危機に直面するジダン監督 現地紙が「7つの大罪」を特集…名将の失策とは?
ジダン監督の頑固さが3つ目の大罪
今季チェルシーにスペイン代表FWアルバロ・モラタ、バイエルンにコロンビア代表MFハメス・ロドリゲスを放出。ポルトガル代表DFぺぺもベジクタシュに去ったが、パリ・サンジェルマンに移籍したフランス代表FWキリアン・ムバッペは「チーム内の順列を脅かさないため」と、獲得を見送ったことも特集で槍玉に挙げられている。
MFダニ・セバジョス、DFテオ・エルナンデスという若手の逸材は獲得したが、指揮官は積極登用していない。「(クリスティアーノ・)ロナウドは正しかった。チームは劣化している。アクラフ・ハキミに至っては、ダニーロが神聖な存在に見えるほどだ」と言及。ロナウドはチームの弱体化を嘆く発言をしていた。また昨季まで不安定なプレーで批判を集め、マンチェスター・シティに移籍したDFダニーロだが、19歳DFハキミに比べると格段に良かったと指摘している。
3つ目の大罪は、ジダン監督の「頑固さ」にあるという。「ジダンはチームと尋常ならざる絆を誇るが、今では裏切りの感覚もあるかもしれない。違うメンバーと異なる状況で、同じことができない」と分析。同じ手法に固執するジダン流には批判が集まっている。