W杯開催地ロシアでホテル料金が最大50倍!? 日本戦開催の2都市も“法外値上げ”の対象に
連邦観光局が悪質ホテルのブラックリスト公開 日本戦開催地ではすでに40倍の宿も…
ロシア・ワールドカップ(W杯)は6月に開幕を迎える。世界各国のサッカーファンが4年に一度の祭典に足を運ぶと目されるが、地元ではホテル業者が「最大50倍」という法外な宿泊費アップを画策しているという。ロシア紙「ザ・モスクワ・タイムズ」が報じている。
今大会は首都モスクワなど11都市で開催される。記事によれば、なかには「通常の5000パーセント以上」の値上げを決めたホテルが出ているという。
ロシアの連邦観光局は先月、W杯開催都市の悪質ホテルのブラックリストを公表。日本代表がグループリーグ初戦(18日・コロンビア戦)を迎えるサランスク、そして第3戦(28日・ポーランド戦)の舞台となるヴォルゴグラードではすでに通常価格の40倍をつけた宿があると伝えている。カリニングラードのホテル・アゴーラでは通常一泊2400ルーブル(約4700円)の部屋が、13万ルーブル(約25万円)の高値がつけられるケースもあったようだ。
記事では、ロシアW杯には海外から約150万人が現地で観戦する見通しだと紹介。連邦観光局は期間中に海外の観光客からの2億ドル(約220億円)の収益を見込んでいるというが、日本人サポーターは法外な価格アップを図る“ぼったくりホテル”に細心の注意が必要だろう。
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フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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