レアル主将ラモス、失態で解任論浮上の指揮官を擁護 「僕らは一番にジダンを守る」
伏兵レガネスに苦杯 「コパ・デル・レイで敗退したことは失敗だ」
レアル・マドリードは現地時間24日のスペイン国王杯で伏兵レガネスに敗れ、準々決勝敗退が決まった。リーグ戦での不振も重なり、ジネディーヌ・ジダン監督に解任の噂が浮上する緊急事態となっているが、主将のスペイン代表DFセルヒオ・ラモスはフランス人指揮官を支持する考えを示した。スペイン紙「マルカ」が報じている。
左足の負傷で長期離脱中だったラモスは、12月23日のバルセロナ戦(0-3)以来となる復帰を果たし、レガネス戦のピッチに立った。チームは敵地での第1戦を1-0で終えていたが、本拠地で1-2とまさかの敗戦。アウェーゴール数の差で敗れ、国内カップ戦タイトルの望みは潰えた。
今季のレアルはリーグ戦でも苦戦中。昨年12月のFIFAクラブワールドカップ出場の影響で1試合未消化とはいえ、首位バルセロナとは勝ち点19差の4位。逆転優勝は絶望的な状況で、ジダン監督の去就問題も過熱している。
ラモスは「コパ・デル・レイで敗退したことは失敗だ」と屈辱の敗戦を振り返るとともに、「これは厳しい時だが、こういう時にこそ団結しなければならない。残りのシーズンを投げ出してはいけない」と気持ちを前に進めている。
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